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松坂桃李くんと「桜梅桃李」 [独り言]

 松坂桃李くん本人がブログに書いたところによると、松坂くんの名前は「とおり」と読むらしい。
 「桃李」は本来、「とうり」と書くのが正しいので、昨今話題の漢字検定で「桃李」に「とおり」と仮名を振ると、×になるだろう。

 また、松坂くんの「桃李」という名前は、「桜梅桃李」に由来するとのことである。
 「桜梅桃李」というのは、13世紀の貴族、橘成季が書いた和漢取り混ぜての随筆「古今著聞集」に出てくる春の花の代表例だが、鎌倉時代、一般的に言われていた言葉らしい。
 同じ時代の日蓮上人も、世の中に様々な人がいる喩えとして、「桜梅桃李」という言葉を使っている。

松坂桃李くんのブログ
http://ameblo.jp/torimatsuzaka/entry-10213597553.html

 ところで、松坂桃李くんは1988年10月17日、秋の生まれなのだが、なぜか春の花である「桜梅桃李」から名前を取ったらしい。秋の花の代表例は「古今著聞集」によれば、「紅蘭紫菊」である。

 また、様々な草花の例示としては「楊梅桃李」という言葉も鎌倉時代に使われていたようである。
 日本で花と言えば『桜』だが、中国では『梅』か『桃』である。「桜」ではなく「楊(やなぎ)」を挙げていると言うことは、こちらは中国から伝わった言葉かも知れない。

 それにしても、昨今のITというのは、とても便利なものである。自宅にいながらにして、「古今著聞集」が読めてしまう。

「古今著聞集」作者:橘成季編 入力/譯文:浦木裕
http://miko.org/~uraki/kuon/furu/text/monogatari/kokon/kokonchomon.htm

国立国会図書館 近代デジタルライブラリー
http://kindai.ndl.go.jp/BIImgFrame.php?JP_NUM=50001943&VOL_NUM=00015&KOMA=293&ITYPE=0

 余談だが、創価学会の機関紙「聖教新聞」によると、「桜梅桃李」とは「持って生まれた個性、才能を十二分に生かし、桜は桜、梅は梅……と、おのおのが、その持つ特性を縦横に開花させ、勝利の凱歌をあげていく」ことらしい。

 ちなみに、「御義口伝」には以下のように書かれているのだが、喩えが多くて、意味がよく分からない。

御義口伝巻下
第二量の字の事
御義口伝に云く量の字を本門に配当する事は量とは権摂の義なり、本門の心は無作三身を談ず此の無作三身とは仏の上ばかりにて之を云わず、森羅万法を自受用身の自体顕照と談ずる故に迹門にして不変真如の理円を明かす処を改めずして己が当体無作三身と沙汰するが本門事円三千の意なり、是れ即ち『桜梅桃李』の己己の当体を改めずして無作三身と開見すれば是れ即ち量の義なり、今日蓮等の類い南無妙法蓮華経と唱え奉る者は無作三身の本主なり云云。

 これも創価学会のサイト http://www.sokanet.jp/sg/sn/gosho_text.html?key1=784&ref=Kyogaku で読める。
 実に便利な世の中である。

タグ:松坂桃李
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